ハブクラゲ
 
(Chiropsalmus quadrigatus)
分 布: 沖縄で見られ、6〜9月に多く目撃される。

サイズ: 傘径は10〜12cm。触手を伸ばすと1.5mのものもいる。
色: 半透明のため、水中では見えにくい。
数: 4本の足に8本の触手
毒: ハブの何倍にもなると言われ、死亡例もある。
症状: 刺された瞬間に激痛がある。6時間後には水泡、12時間後で壊死を引き起こす。
その他: 人が歩く速さで移動できる。小魚の群を追って移動する性質がある。
場所によってはハブクラゲ侵入防止網がある海岸もある。

 

ハブクラゲ発生注意報 (沖縄県福祉保健部)


本県の海には、猛毒を持つハブクラゲが生息し、一年のうち6月はじめ頃から人体へ影響を及ぼす大きさに急激に成長します。この時期は、海水浴、マリンレジャー等で海への出入りが多く、刺症被害も多く発生しています。

 ハブクラゲ等海洋危険生物による劇咬症被害は、ハブクラゲ侵入防止ネットの外(又はネット未設置)で発生しています。

 また、ハプクラゲによる劇症被害は例年、6月から9月にかけて多発する傾向にあることから、沖縄県では、ハブクラゲ発生注意報を発令し、広く県民や国内外から訪れる観光客に対し、ハブクラゲによる劇症事故の未然防止に努めていただきますよう呼びかけます。
 

ハプクラゲ刺症を未然に防ぐには! 

@海水浴をする場合は、ハブクラゲ侵入防止ネットの内側で泳ぎましょう。

A遊泳時にはできるだけ肌の露出を避けましょう。

B海に出かける際にはヽ酢(食酢)を持参しましょう。

ハブクラゲに刺された場合は、落ち着いて対処! 



@まず海から上がり、激しい動きをしないで、近くにいる人に助けを求めましょう。

A剌された部分はこすらずに、酢(食酢)をたっぷりかけて触手を取り除いた後、氷や冷水で冷やしましょう。

B応急処置をし、医療機関で治療を受けるようにしましょう。      

※呼吸や心臓が止まった場合は、すぐに人工呼吸、心臓マッサージを行い、医療機関へ運ぶ。

※水・ビール・アルコールを使用すると刺胞を刺激し発射を促進する場合があるので禁忌です。また、砂をかけて払い落すと刺胞毒を擦り込むことになるので禁忌です。


その他の海洋危険生物

○沖縄にはハブクラゲの外にも海洋危険生物が生息しており、応急処置の方法はそれぞれ異なります。
ウンバチイソギンチャク、カツオノエボシは、酢は使わないでこすらずに、海水で刺胞球や触手を洗い流し、氷や冷水で冷やしましょう。

○イモガイ、ウミヘビは、口で毒を吸い出しながら、医療機関へ運びます。
ヒョウモンダコは口で吸い出さず(飲み込むと危険)、毒を絞り出し、医療機関へ運びます。

○オコゼ、ラッパウニ、ガンガゼ、ミノカサゴ、ゴンズイ、オニヒトデ、エイは、大きなトゲは取り除き、40〜45℃程度のお湯につけましょう。
(※ビニール袋にお湯を入れやけどに注意しながら患部に当ててもよい。)

 気をつけよう!!海のキケン生物(沖縄県福祉保健部薬務衛生課)