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【竜巻】沖縄の竜巻発生率は日本一!
平成18年に北海道佐呂間町や宮崎県延岡市で竜巻による死者がでました。
竜巻は、アメリカではトルネードと呼ばれ、突発的に大きな災害を引き起こすと恐れられています。
日本では、季節を問わず全国どこでも発生しており、一年間の平均発生数は17個で、数十メートル程度の狭い範囲に台風並みの非常強い風が吹き、数百から数千メートルにわたって帯状の被害を発生させるという特徴があります。
さて、私たちの沖縄ではどうでしょうか。夏の海岸線を歩くと水平線の彼方に積乱雲から垂れ下がる竜巻を確認できる場合があります。実は、沖縄県は、100キロメートル四方あたりの竜巻発生率が9.1個と全国一高い地域で、特に夏場は、雷雨や台風、熱帯低気圧に伴って多く発生し、人身被害や飛来物による建物の損壊等が発生しています。
これから竜巻の発生が多くなる季節です。もし、竜巻に遭遇した場合は、すぐに近くの頑丈な建物に避難し、ガラス窓から離れ、部屋の中央付近で身を守ってください。詳しい対応方法については、気象庁ホームページで紹介しています。
(写真提供:沖縄気象台)
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