勝連城の歴史を伝えるうえで必要不可欠なのが、勝連城最後の城主である「阿麻和利(あまわり)」です。阿麻和利の半生は地域の中高生によって演じられる現代版組踊「肝高の阿麻和利」として、今なお語り継がれています。子供たちが演じる「肝高の阿麻和利」は感動を呼ぶ舞台として注目を集めるだけはなく、子供たちの居場所づくりや教育の場としても高い評価を得ています。
沖縄の方言でさんごの島という意味を持つうるま市には、左右をコバルトブルーの海に囲まれた海中道路や沖縄の古き良き原風景を残す島しょ地域があり、また世界遺産「勝連城跡」を始めとする歴史遺産が多く点在しています。本事業では、他の地域には見られない魅力を教育旅行のコンテンツとして落とし込み、モデルルートの設定やモニターツアーなどを実施しました。
沖縄本島の中部東海岸に位置し、太平洋に抱かれる勝連半島と8つの島々でなるうるま市。
うるま市には琉球王朝からの史跡や文化、手つかずの自然や昔ながらの島の暮らしが残っています。
市全体を見守るようにたたずむ、勝連城跡は市の雄大なシンボルであり、2000年にユネスコの世界遺産に登録された名所。
その世界遺産を活用して、音楽、食、エンターテインメントなどうるま市の様々な魅力をお見せるするユニークベニューとして、多くの方にお楽しみ頂きました。
開かれた世界遺産「勝連城跡」を
舞台に、以下のコンセプトのもと、
プレイベントを行いました。
世界遺産を眺めながら、地域の食材を
ふんだんに使った逸品を楽しむ
沖縄ならではの独特な食文化を地元の新鮮な食材を使って楽しんでいただく「URUMA KITCHEN」をオープン。うるまの究極の逸品をお届けしました。
世界遺産から見る荘厳な朝日、
世界遺産から見る満点の星空
令和8年度にかけて実施される勝連城跡周辺整備事業では、勝連城跡のふもとに宿泊施設を誘致します。世界遺産のふもとで眠り、世界遺産とともに一日を過ごす。そんな世界感をグランピング体験として提供いたしました。
勝連城の文字を逆にすれば「連勝」。
縁起のいいこの地で行う頂上決戦
その昔は戦いの場でもあった勝連城。その名前から「ここに来れば連勝できる」と縁起をかつぐこともできます。勝連城の各曲輪(くるわ)をステージに見立てた戦いをイメージし、沖縄伝統空手の演武を実施、多くのゲストを魅了しました。
壮大な世界遺産の城壁をバックにした
究極のエンターテインメント
四の曲輪では勝連城跡の城壁をバックに、曲輪全体をステージに見立てたエンターテインメントを提供。うるま市観光大使に就任した地元出身アーティストHYのライブや、地元の中高生によって受け継がれる現代版組踊「肝高の阿麻和利」などうるま市縁の演者による舞台は圧巻でした。
東から昇る朝日、西から沈む夕日をバックに
絶景スポットで Insta 撮影
二の曲輪では、東から昇る朝日、西から沈む夕日をバックに10代目城主阿麻和利も見ていた勝連の景色を堪能しながら、Insta映えする写真を撮影できるスポットをご用意しました。
うるま市観光大使 HY のライブで
世界遺産のふもとで盛り上がる
うるま市観光大使に就任した HY がミニライブを披露。あいにくの天候で屋内開催となりましたが、沖縄を題材とした楽曲を演奏し盛り上がりました。勝連城跡での音楽ライブは次回のお楽しみに ...。
13:00 | 受付 |
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14:00 | HY うるま市観光大使委嘱式&ミニライブ ※雨天のため整備中の文化観光施設にて実施 |
15:00 | 文化観光施設視察・市職員による説明 |
16:00 |
各曲輪での体験
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18:00 |
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19:00 | 四の曲輪 ~世界遺産で魅せる~ 龍神伝説・肝高の阿麻和利ステージProduced by 平田大一 |
20:00 | 終了 |