インフルエンザの流行状況について
最終更新日:2017年12月21日
県内の「インフルエンザ流行警報」が解除されました。(4月4日解除)
(報道提供資料)
・沖縄県:インフルエンザの流行状況(第5報)について ~警報解除~
県内の最新情報については、こちらをご覧ください。
・関連サイト:沖縄県「
インフルエンザ関連情報」
インフルエンザの流行拡大を抑えるためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや周囲にうつさないようにすることが重要です。
流行期には、「手洗い」や「咳エチケット」、「栄養や睡眠を十分にとる」など感染の予防に努めましょう。
また、インフルエンザにかかった場合、熱が下がっても数日間は、インフルエンザウイルスが体内に残っています。
周りの人にうつさないように、不要不急のときはできるだけ人込みや繁華街への外出は控えましょう。
インフルエンザの感染を広げないために、市民一人一人が「かからない」、「うつさない」対策をしっかりと行いましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
乳幼児ではまれに急性脳症を、高齢者の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザを予防するには
○飛沫感染対策としての咳エチケット
インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
(1) 普段から皆が咳エチケットを心がけ、咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと。
(2) 咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと。
(3) 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等を守ることを心がけてください。
飛沫感染対策ではマスクは重要です。特に感染者がマスクをする方が、感染の拡散を抑える効果は高いと言われています。
・関連リンク:沖縄県「
予防しよう!インフルエンザ みんなでひろめよう 咳エチケットの輪!」
○外出後の手洗い等
流水や石鹸による手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。
インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いですから、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。インフルエンザを予防するためには手洗いを行いましょう。
・関連リンク:沖縄県「
気を付けよう!インフルエンザ まずは手洗い」
○適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
○十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
○人ごみや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短くしましょう。
※不織布製マスクとは
不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクと言います。
・関連リンク:沖縄県「
インフルエンザまん延防止のお願い」
沖縄県「
インフルエンザまん延防止 3つのお願い」
インフルエンザ予防接種について
インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を軽減させる効果と、インフルエンザに罹った場合の重症化防止に有効とされています。
うるま市では65歳以上の方を対象に、予防接種の助成を行っています。
※平成29年度の予防接種の助成は終了しました。平成30年度は、10月頃の案内を予定しています。
インフルエンザにかかったら
(1) 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
(2) 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
(3) 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
(4) 咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないように、不織布製マスクを着用しましょう。
(5) 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
熱が下がっても数日間は、インフルエンザウイルスが体内に残っていますので、周りの人にうつさないように、不要不急のときはなるべく人込みや繁華街への外出は控えましょう。
また、小児や未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅において療養を行う場合、少なくとも発症から2日間、小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。
インフルエンザ予防の関連リンク
・厚生労働省「
インフルエンザ総合ページ」
・厚生労働省「
平成29年度今冬のインフルエンザ総合対策について」
・厚生労働省「
平成29年度インフルエンザQ&A」