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更新日:2024年3月29日

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男女共同参画啓発講座レポート(令和元年度~令和5年度)

R5年度 男女共同参画啓発講座レポート

男女共同参画センターでは、性別にとらわれず様々な場面で個性を発揮できる
社会をめざして、男女共同参画につながるような啓発講座を開催しております。

しくじりから学ぶ 子どものスマートフォン利用と保護者の学び

開催:R5年11月15日(水曜日)
講師:モバイルプリンス 島袋 コウ氏(スマートフォンアドバイザー)

 近年、スマートフォンを持つ子どもが増加していることからSNSによるいじめや、性犯罪等のトラブルに巻き込まれるケースも年々増加しています。本講座では、子ども達を取り巻くインターネットの現状を知り、安全なスマ―トフォン利用について保護者の方々の学びの機会となることを目的に開催しました。
 スマートフォン・インターネットの「構造の問題」や、出会い系サイトなどの「サイバー犯罪」の中で起こるグルーミング、そしてスマホゲームにはまり込み、ゲーム課金を続けてしまう仕組みなどについて学んだ有意義な機会となりました。

【受講生の声】

  • 子どもが携帯を使う上では、大人が理解しないといけないと思いました。
  • 問題なのは、道具ではなく道具を使う人のメンタル状態であることを知ることができました。肝に命じて、私自身もスマホと向き合いたいと思います。
  • 私は、ドラマ・映画・YouTubeを見ることが好きなので、やるべきことをやった上で、スマホを利用しようと思った。また、子どもにスマホを持たすときは、ルールを決めすぎるのもよくないと感じた。

モバイルプリンス 島袋コウ氏 講座の様子1 モバイルプリンス 島袋コウ氏講座の様子2

【出前講座 与勝中学校】LGBTQ・性の多様性について講座

開催:R5年11月28日(火曜日)
講師:竹内 清文 氏(NPO法人レインボーハート okinawa理事長)

 近年、性的マイノリティ(LGBTQ)の人たちへの社会的関心が高まっていますが、その理解は十分に進んでいるとは言えません。
 本講座では、多様性が尊重され、誰もが安心して生きていける社会の実現のために、何が必要かを学ぶことで、自分を含め一人ひとりの個性や多様な性のあり方をお互いが認め合うことを目的に開催しました。
 他者の気持ちに寄り添い、自他を尊重する心を育むためには、心理的安全性が大切であるということを学びました。

【生徒の声】

  • これから自分らしく生きたいと思ったし、周りにLGBTQの人がいても差別せずその人の生き方を認めていきたいと思った。
  • 私の身近な人にもLGBTQの人がいるので多様性をより理解することができたが、日本のように同性婚を認めない国もまだまだ多くあるので、そんな世界が少しずつ性に対して理解ある世の中になるように、自分ができることを考えたいと思った。
  • LGBTQにはたくさんの自分らしさを持った人がいて、トイレに行けずに病気になってしまった人もいるときいておどろいた。

 与勝中学校 出前講座 竹内 清文氏  講座の様子1 与勝中学校 出前講座 竹内 清文氏  講座の様子2

殴る・蹴るだけがDV じゃない!~ガスライティング(心理的虐待)を考える~

開催:R5年12月1日(金曜日)
講師:嘉手納 美音 氏 (ソーシャルワーカー)

 DV(配偶者間暴力)は、被害者自身がDVを受けているという自覚や意識がない人も多く、我慢し続けることで被害が拡大するケースも少なくありません。
 本講座では、DV防止の啓発を目的に、ガスライティングがもたらす自尊心への影響と回復について学び、暴力の形態の幅広さを知ることで、身体的暴力とは違い、心理的暴力は外からは見えづらく、被害者に与えるダメージは大きいことを学びました。

【受講生の声】

  • 決して彼・彼女、妻・夫の関係だけではなく、女性同士、友人関係などでも起こりうるということがわかり、自分という一人の人間としての在り方を見つめ直すきっかけとなりました。
  • バウンダリー意識を育て、自分を尊重することで相手を尊重し、自己肯定感を高めていくことが大事であるということに改めて気づかされました。
  • ガスライティング被害からの回復で1番目でガスライターから離れると挙げられていたのが、納得できます。

嘉手納 美音氏 講座の様子1 嘉手納 美音氏 講座の様子2

【出前講座 具志川中学校】LGBTQ・性の多様性について講座

開催:R6年1月17日(水曜日)
講師:竹内 清文 氏(NPO法人レインボーハート okinawa理事長)

 近年、性的マイノリティ(LGBTQ)の人たちへの社会的関心が高まっていますが、その理解は十分に進んでいるとは言えません。
 本講座では、多様性が尊重され、誰もが安心して生きていける社会の実現のために、何が必要かを学ぶことで、自分を含め一人ひとりの個性や多様な性のあり方をお互いが認め合うことを目的に開催しました。
 他者の気持ちに寄り添い、自他を尊重する心を育むためには、心理的安全性が大切であるということを学びました。

【生徒の声】

  • 性の多様性について、当事者の人も周りの人も理解して、幸せに生きて、互いが過ごしやすい社会をつくることが大切だと考えました。
  • 自分とは違った考え方や感じ方をしている人を尊重し、“自分らしさ”を大切にしたいと思った。
  • 今回の話を聞いてみて、男だから女と付き合う、女だから男と付き合うという概念を自分の中でなくすことができました。

具志川中学校 出前講座 竹内 清文氏  講座の様子1 具志川中学校 出前講座 竹内 清文氏  講座の様子2

子育て中の職員や市民のための強力サポーターをめざすワークショップ

開催:R6年1月24日(水曜日)
講師:川満 恵子氏(沖縄県助産師会 会長)

 本市職員が仕事の充実を図りながら、子育てに積極的に関わる意識を持つことができ、職場や来庁の
市民等に対し、より優しい配慮ができるよう意識啓発を目的に本講座を開催しました。
 妊婦体験を取り入れたワークショップを通して、職員が妊婦や子育ての実情を知り、理解を深め、今ま
で気づけなかったことに気づくことができた有意義な機会となりました。

【受講生の声】

  • 男性側が妻として、女性側が夫として家事の役割分担を考える、ということが新鮮でよかった。
  • 研修中の短い時間だったが、腱鞘炎になるなと感じた。乳児を抱っこし続けることの大変さがよく分かった。
  • 先輩女性職員の声や、後輩男性職員の考えなどを聞けるいい機会になり職場における職員の積極的育児参加できる環境をつくる必要性を強く感じたので、実践していきます。

川満 恵子氏 講座の様子1 川満 恵子氏 講座の様子2

R4年度 男女共同参画啓発講座レポート

男女共同参画センターでは、性別にとらわれず様々な場面で個性を発揮できる
社会をめざして、男女共同参画につながるような啓発講座を開催しております。

トートーメーの継承 ~現在・過去・未来~

〔男女共同参画週間〕実施事業
開催:R4年7月9日(土曜日)
講師:波平 エリ子氏(沖縄女子短期大学 准教授)

本市では、国の定める男女共同参画週間(6月23日~29日)において、男女共同参画に対する市民の理解を深め、一人ひとりが互いに尊重し協力し合って生きていける社会の実現をめざして、様々な取り組みを行っています。
本講座は、近年の大きな社会変化のなかで、確実に変容を遂げつつある沖縄の門柱や位牌継承などの民俗慣行について、男女共同参画の視点から考えることを目的として開催しました。

【受講生の声】

  • 系譜を示しながらのご説明は、これまでの親族での取り扱いの様がよく理解できました。
  • タブーについての固定観念があったが、王府時代には様々な考え方があったことを知りました。
  • トートーメーの継承問題の難しさを再認識しました。慣習にとらわれず現代社会にあった考え方も尊重されるべきと思います。

「トートーメーの継承」講座の様子1 「トートーメーの継承」講座の様子2

DV(配偶者間暴力)が子どもに与える影響

〔女性に対する暴力をなくす運動週間〕実施事業
開催:R4年11月21日(月曜日)
講師:
名嘉 知恵理氏(更生保護法人がじゅまる沖縄 DV加害者更生相談室研究員・相談員(公認心理師))

DV(配偶者間暴力)が子どもに与える影響について学びの機会を提供することで、DVや児童虐待防止につなげることを目的として開催しました。
DV(配偶者間暴力)を子どもが目撃することは、「面前DV」と呼ばれ、子どもの発達に悪い影響を与え児童虐待につながることもあると言われており、講師の相談事例等により理解を深めました。

【受講者の声】

  • 様々な暴力による子どもへの影響が複雑であることが、人間関係を不安定にしていることが理解できました。
  • 身体のDVだけでなく、精神的なDVもやってはいけない、させてはいけないと改めて感じました。そんな子たちの手助けになりたいです。動画が間にあって分かりやすく、集中して聞くことができました。
  • 子どもたちだけでなく、被害者へも“大切な存在”であることを伝えることを大切にしていきたい。

「DV(配偶者間暴力)が子どもに与える影響」講座の様子1 「DV(配偶者間暴力)が子どもに与える影響」講座の様子2

物の整理は、心の整理 ~ガラクタを整理して人生を変えよう!~

開催:R4年11月30日(水曜日)
講師:
竹内 清文氏(NPO 法人レインボーハートokinawa 理事⾧)

本講座は、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の観点から、物の整理が心の整理にもなり、仕事や生活面での充実に繋がることを目的として開催しました。
ガラクタとは?その影響やガラクタ整理のメリット、秘訣など、物の整理が心の整理にもなり、自信が生まれ、仕事や生活面でも充実するなど、人生に大きな変化をもたらした講師の考え方を学びました。

【受講者の声】

  • 「とにかく始める」という言葉がとても響きました。たしかに言い訳ばかりして始めることをしていないと感じました。
  • ガラクタ整理を通して自分の気持ちをきりかえて、新しいスタートにしていきたいと思います。
  • 講師のユーモアをまじえた奥の深い講座を聴くことができよかったです。始められそう!です。

「物の整理は、心の整理」講座の様子1 「物の整理は、心の整理」講座の様子2

防災講座 1.土砂災害等を避けるために 2.備える防災~家庭の備え~

〔石川女性海外・国内研修生連絡協議会(虹の会)出前講座〕
開催:R4年12月17日(土曜日)
講師:
宮城治夫氏・新垣すみえ氏(NPO 法人 日本防災士会沖縄県支部)

多種多様な災害から被害を最小限にくい止めるには、「自助」「共助」「公助」の役割が重要だと言われており、災害が発生した際に地域住民が的確に行動することや災害ヘの備えはとても大切なことです。
今回の出前講座は、男女共同参画の視点から地域防災力を向上させるため、「土砂災害等を避けるために」や「備える防災~家庭の備え」について学びの機会を提供することで、地域の防災活動に生かすことを目的として開催しました。

【受講者の声】

  • 災いは、忘れたころにやってくる。とても気をつけたいですね。まだ山くずれが起こることはこわいですね。注意したいものです。
  • 年間1万回地震が起きているのはビックリです。沖縄では起きないとは思わず、日頃の準備や情報を早く知ることが大事ですね。
  • 普段は災害が来ることは忘れてしまいますが、講話を聞いて、準備の大切さを学びました。沖縄は地震が少ない所だと思いますが、大きな地震がたまたま来ないだけなんだと知りました。

防災講座の様子1 防災講座の様子2

イクボスのススメ ~男性の育児休業が取得しやすい環境づくり~

開催:R5年1月25日(水曜日)
講師:
新垣 誠氏(沖縄キリスト教学院大学教授、ファザーリングジャパン沖縄代表)

本講座は、男性の育児休業取得が女性活躍の推進にも繋がるものであり、男女共同参画の視点から、男性の育児休業が取得しやすい環境づくりについて、市役所管理職職員を対象に開催しました。
ジェンダーについての解説、ファザーリングジャパンが提唱する「イクボス」について、お話していただき、管理職として必要なコミュニケーション力やマネジメント力等について学びました。

【受講者の声】

  • 部下の家庭のことなどの把握が必要で、コミュニケーション力とマネジメント力をもっと高めようと思いました。
  • イクボスを目指すためには、組織の風土や全庁的な取り組みと部下の意識付けも必要と感じました。
  • 育児休暇を取得している職員がいるため、とても参考になった。復帰の際のかける言葉に気をつけたい。

「イクボスのススメ」講座の様子1 「イクボスのススメ」講座の様子2

R3年度 男女共同参画啓発講座レポート

男女共同参画センターでは、性別にとらわれず様々な場面で個性を発揮できる
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【出前講座 高江洲中学校】 LGBT・性の多様性についての講演会「周りと違っても大丈夫!」

開催:R4年1月21日(金曜日)
講師:竹内 清文 氏(NPO法人レインボーハート okinawa理事長)

近年、性的マイノリティ(LGBTQ)の人たちへの社会的関心が高まっていますが、その理解は十分に進んでいるとは言えません。文部科学省においては「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」により、学校における支援体制や医療機関との連携、学校生活の各場面での支援などについて示しています。今回、性的マイノリティの当事者であり、「自分らしさを大切にする心」を育もうとLGBTに関する講演活動を行う団体の理事長、竹内清文氏を招き、LGBTや性の多様性について理解を深める講演を行っていただきました。コロナ禍により生徒用タブレットを利用した動画配信による講演会となりました

【生徒の声】

  • LGBT・性の多様性の講演会を聞いて自分らしくするのが大事で大切だとわかりました。周りと違って一人で悩むのではなく、相談することで対処できると分かりました。
  • リモートでLGBTのことについて話してくれてありがとうございます。説明は、とてもわかりやすかったので勉強になりました。もっとLGBTのことを知れたらいいなと思いました。
  • LGBTの実体験みたいのは初めて聞いたのでとっても興味深かったです。
  • 自分らしくいられることの大切さについてよくわかった

高江洲中学校講演会の様子 

【出前講座 あげな中学校】 LGBT・性の多様性についての講演会「周りと違っても大丈夫!」

開催:R3年12月16日(木曜日)
講師:竹内 清文 氏(NPO法人レインボーハート okinawa理事長)

近年、性的マイノリティ(LGBTQ)の人たちへの社会的関心が高まっていますが、その理解は十分に進んでいるとは言えません。文部科学省においては「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」により、学校における支援体制や医療機関との連携、学校生活の各場面での支援などについて示しています。今回、性的マイノリティの当事者であり、「自分らしさを大切にする心」を育もうとLGBTに関する講演活動を行う団体の理事長、竹内清文氏を招き、LGBTや性の多様性について理解を深める講演を行っていただきました。

【生徒の声】

  • LGBTについてより詳しく知ることができました。一人一人の個性を尊重して過ごしていくことは本当に大事だとあらためてわかりました。
  • 性に関することについて学べたので、これからもっと人の気持ちを尊重できるようになりたいです。
  • 男らしさ、女らしさではなく自分らしさが大事だと分かりました。

あげな中学校講演会の様子1 あげな中学校講演会の様子2

市女性団体連絡協議会出前講座「怒りの感情との上手なつきあい方」~働く、働きたい私がラクになるストレス対処法~

開催:R3年11月29日(月曜日)
講師:幸喜 穂乃 氏(合同会社 Happy Joy代表)

うるま市役所本庁東棟3階大講堂において、幸喜穂乃氏を講師に迎え、講座を開催しました。
コロナ禍でこれまでの当たり前が変化する現在、働き方や家族の関係も激変しています。そのような中、人間関係や仕事にも影響を与えかねない「怒りの感情」自分の感情を素直に受け止め、コントロールをしていくことで職場でも家庭でも良好な人間関係とコミュニケーションが取れるようになる。そのような怒りの感情との上手なつきあい方をユーモアを交えながら学ぶことができました。

【受講者の声】

  • 怒りについて深く考えたことはなかったのでいい機会になりました。
  • 幸喜先生の講座は、自身のことを通してとても良く分かりました。あっという間の2時間でした。笑顔のステキな先生のような笑顔をふりまく家庭にしますね。ありがとうございました。
  • 最近よく怒ったりしてたので、今回の講話を聞いて必要のない怒りも振り返ることができたし、エネルギーの無駄使いはせず、ニコニコして過ごしていきたいと思った。今回学んだことを生かし業務を円滑に進めていきたいです。

市女性団体連絡協議会出前講座の様子1 市女性団体連絡協議会出前講座の様子2

R2年度 男女共同参画啓発講座レポート

男女共同参画センターでは、性別にとらわれず様々な場面で個性を発揮できる
社会をめざして、男女共同参画につながるような啓発講座を開催しております。

うるま市役所職員向け講座「LGBT・性の多様性 ~これだけは知っておきたい!行政に必要な多様性の視点~」

開催:R3年2月3日
講師:竹内 清文 氏(レインボーハートプロジェクトOkinawa)

うるま市役所東棟3階大講堂において、本市職員を対象にした男女共同参画啓発講座「LGBT・性の多様性 ~これだけは知っておきたい!行政に必要な多様性の視点~」を開催しました。
昨今、「LGBTQ」という言葉をよく耳にするようになり、性の多様性について関心が広がってきている。しかし、その正しい理解については、まだまだ進んでいないのが現状であり、性的マイノリティ当事者は生きづらさを感じてしまうことが多い。今回の講座は、職員が性の多様性を知り、性的少数者に対する差別や偏見について考え、誰もが生きやすい社会を広げていくための第一歩を学ぶことを目的とし開催しました。
性的マイノリティ当事者が何気ない一言により、周りに相談することも、声を上げることもできずに生きづらさを感じていたり、夢や生きることを諦めてしまうことがあるということを受け止めました。性的少数者のみならず、人はみな違って当たり前でありカテゴリーで決めつけるのではなく、一人ひとりを理解しようとする心が大切であると学びました。

【受講者の声】

  • 普段の生活の中で無意識のうちにLGBT当事者に不自由な思いをさせていることもあると知り、これからはもっと多様性を意識し言動に配慮していきたいと感じました。
  • 知識をもつ事で救える命がある。当事者の命を守れる。一人ひとりを理解しようとする心をもつ事、たくさんの示唆がありました。
  • 今回の講演で、心を込める、寄り添う、一人ひとり違う、ということはすべてに通じるなと感じました。多少なりとも、偏見、先入観で、もの、人をみがちですが、そのことの危険さ、危うさも痛感しました。

うるま市役所職員向け講座の様子1 うるま市役所職員向け講座の様子2

女性団体連絡協議会出前講座 「ジェンダー&ダイバーシティ」

開催:R2年12月22日
講師:新垣 誠 氏(沖縄キリスト教学院大学 人文学部長)

うるま市役所東棟3階大講堂において、うるま市女性団体連絡協議会の皆さまを対象にした男女共同参画啓発講座 「ジェンダー&ダイバーシティ」を開催しました。
社会でつくられた男女の役割分担に対する固定観念を見つめ直し、ひとりひとりの人権が尊重される大切さを知ることでスキルアップや活躍の手助けとなることを目的とし開催しました。
ジェンダーについてCM動画を使った解説、ダイバーシティや多様な性への理解について話してもらいました。じゃんけんを使ったワークでは、私たちが普段何気なく生きている日々の中での刷り込みについて気づかせてくれました。

【受講者の声】

  • 今日は、ジェンダー&ダイバーシティの講演会に参加して良かったと思いました。自分らしく生きる・・・為にはどうしたら良いか悩んでいる人たちが世界中にいっぱいいる事を考えさせられました。また、男の役割、女の役割、人さまざまで良いものだと感じました。
  • 明治生まれの祖母のもとで育ったせいか、男はこうあるべき女はそうあるべきと教えられてきたので深く考えた事はなかったけど、ひとり一人が輝いていけるこれからを振り返る時間がもてた事よかったです。

女性団体連絡協議会出前講座の様子1 女性団体連絡協議会出前講座の様子2

おとな向け『思春期』の子どもに伝える大切な人との関係づくり ー「思春期の心と体プログラム~自分と誰かの安全な関係~」から考えるー

開催:R2年11月30日
講師:奥間 智香枝 氏、米元 貴子 氏(おきなわCAPセンター)

健康福祉センターうるみんにおいて、おきなわCAPセンターによる大人向け思春期講座を、開催しました。
10代の子ども達の、思春期に起こる心と体の変化を様々な場面から一緒に考え、暴力のない、対等で互いに尊重し合える関係づくりについて、学びました。
子ども達自身が、自らの心と体に起きていることへの知識を得ることで安心を感じ、また、親しい人との尊重し合える人間関係づくりについて考える事で、問題を解決する能力を高めることにつながることがわかりました。
中学校で子ども達に伝えているプログラムを通して、大人ができることを考えました。

【受講者の声】

  • 相手を尊重する・話を聴くこと・コミュニケーションの大切さ、これが一番。否定しない。共感する。子供との向き合い方を見つめ直す機会になりました。
  • 思春期の感情はとても複雑で、自分でもどうしたらいいか悩んでいるのだなーと思いました。つらいことがあった時、ちゃんと話を聴いて、心をかるくしてあげれたらいいと思います。アドバイスするのではなく、うなずいて聴いて、話してくれてありがとうという対応が良いという事は印象的でした。

大人向け思春期講座の様子1 大人向け思春期講座の様子2

R元年度 男女共同参画啓発講座レポート

男女共同参画センターでは、性別にとらわれず様々な場面で個性を発揮できる
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職員講座「育児のススメ」

開催:R2年1月29日
講師:新垣 誠 氏(沖縄キリスト教学院大学 人文学部長)

うるま市役所東棟3階大講堂において、市職員を対象にした男女共同参画啓発職員講座「育児のススメ」を職員課との共催で開催しました。
男女はこうあるべきという考え方を見つめ直し、育児をテーマにした男性が子育てに積極的に関わることができるような環境づくりを庁内職員とともに考えることを目的に開催しました。
ジェンダー論について分かりやすく解説していただき、講師自身も家事・子育てをしていく上で気をつけていること、大切にしていることを話していただきました。

【受講者の声】

  • 退職後に続く人生を考えさせられました。自分の居場所をどうやって作っていくか、妻との関係を見直す契機になりました。講座の内容も面白くて、参加して良かったです。
  • 説明を受けてCMとかみると、こんなに「男はこうだ」とか「女はこうだ」(世の中はこれがあたり前になっている)みたいな形で物語とかストーリーじたてになっているんだなぁと気づくことができました。小さい頃から”無意識”に刷り込まれているので、こういう説明を聞くまで全く違和感を感じず見ていました。

職員講座「育児のススメ」の様子1 職員講座「育児のススメ」の様子2

出前講座「LGBT・性の多様性についての講演会」

開催:R1年11月14日
講師:竹内 清文 氏(レインボーハートプロジェクト代表)

性の多様性の知識を伝え、自己肯定感と多様性の尊重の心を育むことを目的とし、性的マイノリティに悩みを持つ生徒との個別面談と、体育館にて全校生徒、教師、保護者(当日授業参観日の為)を対象としたLGBT・性の多様性についての講演を行っていただきました。

【受講者の声】

  • 男同士、女同士、どの恋愛感情もあって、みんなとちがうからこそ自分らしさがあることが分かりました。
  • 世界に1人だけしかいない自分を、個性を、もっと愛する事が大切ですね。
  • とてもいい講演会でした。LGBT・性の多様性についての話は、もっと多くの方に聞いて頂きたいと感じました。大人の方も理解を得ながら過ごしやすい環境が作られればいいと思いました。(保護者)

出前講座「LGBT・性の多様性についての講演会」の様子1 出前講座「LGBT・性の多様性についての講演会」の様子2

女性を犯罪から守る防犯講話

(女性に対する暴力をなくす運動)実施事業

開催:R1年11月13日
講師:沖縄県警察本部、沖縄県うるま警察署

うるま市役所本庁舎東棟2階第一会議室において、「女性を犯罪から守る防犯講話」を開催しました。
女性の皆さまが「私だけは大丈夫!」と思うことなく、犯罪にあわないためのちょっとした工夫や心がけ次第で、被害を未然に防ぐことができます。
犯罪にあわないための知識を身につけ、安全な生活ができるように、そして、犯罪の起きにくい社会にしていけるように開催しました。
実例を分かりやすく解説していただき、受講者が驚く場面もありました。

【受講者の声】

  • パネル展もとても見やすく、講話もためになることばかりでした。他人事と思わず、今日学んだことを周りの人にも共有したいと思います。
  • SNS等で想像以上に犯罪の範囲が広がっているのに驚きました。
  • 事件や事故の話などを聞いて、今後、いろいろな事に注意しながら生活していこうと思いました。また、防犯講話があれば聞きたいです。

女性を犯罪から守る防犯講話の様子

「愛」という名の管理と支配

(女性に対する暴力をなくす運動)実施事業
開催:R1年11月8日
講師:竹下 小夜子 氏(さよウィメンズメンタルクリニック院長)

うるま市役所本庁舎東棟2階第一会議室において、「男女共同参画DV防止講座」として、日常生活の中に起きているさまざまな家庭問題に悩む方のために、虐待やDV等に関する学びの機会を提供することで、受講者が明日への一歩を踏み出す知識と勇気を得ることを目的として開催しました。

【受講者の声】

  • 一般的に思っている事と現実とのちがい。思い込みや勘違いもあったことに気づかされた。
  • 今後、男女共に自分や、他人に対する心理的アプローチのとり方の必要性を学びました。
  • 先生の話の中から今迄の考え方・これからの言動は二次的加害者になったと反省する部分がありました。被害者、「あなたは悪くない」と心から言えるようになりたいと思います。ありがとうございました。
  • 情報を知ることができて良かった。勇気を出して来て良かったです。ありがとうございました。

男女共同参画DV防止講座の様子1 男女共同参画DV防止講座の様子2

男女共同参画啓発防災講座 「備えよう防災について」

開催:R1年10月3日
講師:日本防災士会沖縄県支部
喜友名 朝彦 氏、新垣 すみえ 氏

多種多様な災害から被害を最小限に食い止めるには、「自助」「共助」「公助」の役割が重要になり、災害が発生した際に地域住民が的確に行動することは極めてたいせつなことだと言われています。
この講座は、地域防災力を向上させるため、男女共同参画の視点から、地域の特性と実情に応じた事前の備え、避難所運営、被害者支援について学び、地域で生かすことを目的に、うるま市女性連絡協議会への出前講座として開催しました。

【受講者の声】

  • 初めて聞く話等があったので良かったです。防災講座が地域であるという事を聞いた事がないので各公民館へ呼びかけてやって欲しいです。多くの方に関心をもってもらいたい。
  • クロスロードゲームは、とても考えさせられました。実際に災害を経験したことがないので災害に対する意識がうすい。

男女共同参画啓発防災講座の様子1 男女共同参画啓発防災講座の様子2

「思春期」の子供に伝える大切な人との関係づくりー「思春期の心と体プログラム~じぶんと誰かの安全な関係~」から考える

開催:R1年8月26日
講師:奥間 智香枝 氏、井形 陽子 氏(おきなわCAPセンター)

健康福祉センターうるみんにおいて、うるま市PTA連合会への出前講座として、おきなわCAPセンターによる大人向け思春期講座を、開催しました。
10代の子ども達の、思春期に起こる心と体の変化を様々な場面から一緒に考え、暴力のない、対等で互いに尊重し合える関係づくりについて、学びました。
子ども達自身が、自らの心と体に起きていることへの知識を得ることで安心を感じ、また、親しい人との尊重し合える人間関係づくりについて考える事で、問題を解決する能力を高めることにつながることがわかりました。
中学校で子ども達に伝えているプログラムを通して、大人ができることを考えました。

【受講者の声】

  • 今回受講して感じた事はお話の内容を聞いてたくさん共感する事がありました。自分の子どもとのコミュニケーション不足だなと感じた。子どもの話を聞く事は大切な事で、これからは聞く事の時間など取りたい。今回受講して良かったなと思いました。
  • デートDVが3名に1名は経験があるというのを初めて知りました。こんなに多いんだなぁと思い驚きました。中高校生に多く講座をやっていただきたいと思いました。
  • 「話を傾聴する」という基本ですがとても重要な事を思いださせてもらいました。明日から意識して子ども達と向き合います。

「「思春期」の子供に伝える大切な人との関係づくり」講座の様子

明るい未来のために 離婚やDVに関する法律知識を学ぶ

(男女共同参画週間)実施事業
開催:R1年6月22日
講師:林 千賀子 氏(ゆい法律事務所 弁護士)

健康福祉センターうるみんにおいて、林千賀子氏を講師に迎え、講座を開催しました。
日常生活の中に起きているさまざまな家庭問題に悩む女性のために、離婚やDV等に関する法律や裁判実務を学ぶ機会を提供することで、受講者が明日への一歩を踏み出す勇気を得ることを目的とする講座でした。

【受講者の声】

  • 離婚についての様々な問題を今日感心させられ奥深さの問題について勉強になりました。夫婦関係においてもお互いを大事にする事を考えさせられました。
  • 周りから離婚は大変だよと話は良く聞きますが本当に大変そうですね。でも、自分が自分らしく生きていけなくなったら「離婚」という選択肢もあるという事を覚えておきたいです。
  • 今回の講師は女性弁護士さんで講義内容には力強さを感じる方でした。離婚率ナンバーワンとのお話には落胆しました。沖縄は経済力が弱く収入が少ない事が影響しているかなと思いました。

「離婚やDVに関する法律知識を学ぶ」講座の様子1 「離婚やDVに関する法律知識を学ぶ」講座の様子2

家族というチームで追いかける夢 ~ワークライフバランスを考える~

(男女共同参画週間)実施事業
開催:R1年6月20日
講師:平野 聡太郎 氏(あき内科クリニック事務長)

健康福祉センターうるみん3階ホールにおいて平野聡太郎氏をお招きし、男性のワークライフバランスについてお話を伺いました。
男性の育児休業取得率を向上させるために、県内消防史上初となる男性の育児休業を取得した平野氏による育児休業を取得する際の経験談をわかりやすく解説していただきました。
家族でよく話し合い、協力していくことで幸せな家庭作りを目指せることがわかりました。

【受講者の声】

  • とっても良い内容の話でもっと若い男性に聞いてもらいたかった。育児も仕事も頑張ろうと思いました。
  • とても素敵な温かいお話を伺う事が出来ました。男だから女だからという事ではなくて人の有り様を考えさせられました。素敵な時間を有難う御座いました。
  • 家庭生活の中で夫婦が共に協力して子育てをし仕事も頑張る。その様子を子供が感じ取って家事などを協力する。その事によって人生に生きがいを感じ家族の絆が生まれてくるという内容の話が印象に残っています。


「家族というチームで追いかける夢」チラシ

お問い合わせ先

企画部共生推進室

沖縄県うるま市みどり町一丁目1番1号うるま市役所 東棟3階

電話番号:098-973-8927

ファクス番号:098-979-7340

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