URUMA SUSTAINABLE STORY

古き良き沖縄をつむいで
明日のうるまを織る。
未来につむぐ、
うるま5つのストーリー。

うるまは古き良き沖縄に出会える場所。
勝連城跡は、歴史の栄華を垣間見せ、町にあふれるサンダンカの花は、人と自然の調和を祝う。
多彩な青がきらめくうるまの海を渡り離島へ入ると、赤と白のコントラストが美しい赤瓦の風景。
何十年と家を守り続けてきた石垣とフクギの間を琉球の風が抜けていく。

ここうるまには本当の沖縄がある。琉球の文化が残る。
次の時代へ、守るばかりではなく、新たな価値を持たせて、
うるまの未来へとつむいでいく。

URUMA SUSTAINABLE STORY INDEX

うるまの歴史、文化、暮らし。ここうるまだからこそできるサスティナブルなストーリーを紹介。

01小麦

伊計島で小麦が栽培されるのは50年ぶりのこと。過去の記録、記憶を頼りに、土や海を守りながら食べる人にも安心安全な小麦をおいしくつむぎます。

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02もずく

沖縄産もずくの4割を占めるうるまのもずく。海中まで、太陽がさんさんと降り注ぐ勝連半島の浅瀬。栄養豊富な海で育つもずくを料理人たちがつむぎます。

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03木造船

海運業が盛んだった琉球時代。中国から伝来し独自に進化してきたマーラン船(山原船)や伝馬船はうるまの交易に欠かせない存在でした。うるまが守ってきた造船の伝統と技術をつむぎます。

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04ビーグ

うるまのビーグ(い草)は、農薬を極力使わないよう育てているのでたくさんの生物と共存しながら力強く育ちます。ビーグは畳だけにあらず。食と日用品でつむぎます。

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05

昔ながらの製塩方法「流下式塩田」でじっくりと塩を作る浜比嘉島の塩工房。太陽と潮風で乾燥させ、平釜で炊き上げる塩は、どこまでもまろやか。伝統を重んじたカタチにつむぎます。

世界初の特殊製法「常温瞬間空中結晶製塩法」は、うるまの栄養豊かな海水をそのままの状態で結晶化する技術。塩を食べるのではなく、海を体に取り入れるのがぬちまーす。うるまの海を新しいカタチでつむぎます。

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世界初の特殊製法「常温瞬間空中結晶製塩法」は、うるまの栄養豊かな海水をそのままの状態で結晶化する技術。塩を食べるのではなく、海を体に取り入れるのがぬちまーす。うるまの海を新しいカタチでつむぎます。

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URUMA SUSTAINABLE PRODUCT

形を変えて時代を超える。
うるまがつむいだ未来のカケラ。

地域の資源を絶やすことなく持続していくために必要なこと。
それは、地域の魅力に触れ、そこに生きる人の思いを共有し、
常に先に向けて挑戦していくことです。
小麦、もずく、ビーグ、木造船、塩。それぞれの未来のカケラが今、
「つむぐうるまプロジェクト」から生まれました。
守ってきた人たちの思い、そして未来へとつむぐ人たちの夢。
そこから生まれた新しい「うるま」をご紹介します。

01 小麦

農薬不使用で育てた、
小麦の香ばしさを召し上がれ。

うるま珊瑚の島の焼きチョコ

うるま市産小麦粉と浜比嘉島の塩を使った焼きチョコクッキーです。ざっくりとした食感にチョコの香ばしい香り、ほんのり塩味のする新しいうるま銘菓です。

  • お問い合わせ美十 沖縄工場 沖縄県うるま市勝連南風原5194-50 TEL (098)987-8071
小麦を
守る人

伊計自治会自治会長
玉城正則(たまきまさのり)

伊計島は、島尻マージという水はけのよい土壌。麦づくりには持ってこいの土地です。約50年前まで多くの農家が麦を作っていましたが、徐々に衰退。そこで2017年からは、伊計島産の島麦かなさんとして、化学肥料や農薬を使わない小麦としてブランド化を目指し生産しています。このプロジェクトをきっかけに、島麦かなさんをいろんな形で味わってもらい、伊計島を感じてもらえると嬉しいです。

小麦を
つむぐ人

株式会社美十 執行役員沖縄工場長
森川昌樹(もりかわまさき)

沖縄土産としてスイーツを販売をしていますが、もっと地元食材を使って商品開発・販売をしたいと考えていました。そんな時に、この「つむぐうるまプロジェクト」の話を聞き、二つ返事で挑戦。できる限りうるまらしさをと、島麦かなさん、高江洲製塩所の塩、うるま市内の養鶏場の卵を使用して完全オリジナルのクッキーを作りました。  

02 もずく

驚きの粘りとしゃきしゃき感。
これが本物の生もずく。

歯応えが違う早摘み生もずく

生もずくはぬめりが多く、産地で食べられる期間限定の貴重なものです。お味噌汁に入れたり、サッとお湯をかけてシャキシャキ感を楽しんだり。旬のもずくをお楽しみください。

もずくを
守る人

勝連漁業協同組合
玉城謙栄(たまきけんえい)

もずくには2つの種類があります。県外に流通している多くのもずくは、塩蔵もずく。塩抜きと戻し(水の再吸収)が行われて調味液などに漬けられたものです。一方、産地でたべられるもずくは、塩漬けなしのいわゆる生もずく。強いぬめり、豊かな風味、シャキシャキとした食感が特長です。獲れたての生もずくを食べてもらいたい。うるまのもずく収穫は3月から。とくに3月から4月にかけての早摘みもずくは絶品です。

もずくを
つむぐ人

名前のない料理店 シェフ
小島圭史(おじまけいじ)

もずくを含めてどんな材料も、手に取るたびに生産者の皆さんの膨大な時間と労力を感じています。私たち料理人が作る料理という最終形は、その材料に少しの手を加える事を意識しながら、少しでもその記録や記憶を表現できたらいいなと思っています。生もずくはぬめりの強さが特徴で、産地以外ではなかなか味わえないものですので、そのぬめりを調理工程の一要素としてとらえた料理を仕上げたいと思います。

03 木造船

琉球の造船技術をたやさない、
2つの美しいともしび。

杉とヒバのカフェトレイ

木造船を造る船大工たちが、杉の端材を生かして雑貨を作りました。トレイとしてもカットボードとしても使いやすいサイズ感で使うほどに愛着がわく一品です。

  
    

船の端材で作ったアクセサリー

 

越來造船が使う木材は何百何千もの原木から選りすぐったものばかり。だから端材ひとつでも無駄にしないサスティナブルなものづくりとして、ニスを使わない優しい木のぬくもりを感じるイヤリングやピアスを制作しました。  

   ご購入はこちら
木造船を
守る人

越來造船 船大工
越来勇喜(ごえくゆうき)

曽祖父の時代から船大工をしており、私で4代目。昔から変わらない技法で作り続けています。しかし、今は木造船の需要が少なく、守り続けてきた技術や伝統をどうやって絶やさず残していくかが、大きな課題です。木造船の価値は役目を終えた時の廃棄のしやすさ、自然に還る素材でできているという点。世界が環境への配慮にシフトしていく中で、解体しても無駄がない環境にやさしい木造船にも注目してくれると嬉しいですね。

木造船を
つむぐ人

ゴエクゾウセンザッカブ
仲里雄希(なかざとゆうき)

船を作った時に出る端材(はざい)で他の商品を作り始めたのは、木造船を広く知ってもらおうというのがきっかけです。今回の商品であるカフェトレイやアクセサリーで、うるまで継承される造船技術、木造船そのものの価値を知ってもらいたい。商品をきっかけに、木造船の展示をしている海中道路にある海の文化資料館にお越しになって頂けたら嬉しいです。   

04 ビーグ

照間ビーグを丁寧に編み込んだ、
ここでしか買えない手編みかご。

うるまバスケット
(ビーグで編んだバスケット)

照間ビーグのやさしさを、普段使いで感じられる手編みのバスケットです。ひとつひとつ違う表情を見せる1点物で、使うたびに色や香りも変化し手になじむうれしさです。      

ビーグを
守る人

うるま市い草生産組合
兼城賢信(かねしろけんしん)

うるま市のビーグは180年の歴史があると言います。もともと、うるまの勝連城跡のふもとあたりに湿地帯があり、ビーグが自生していたようです。うるまのビーグは、なるべく農薬を使わず、自然の中で、他の生物たちと共存させる。そうすると、太くて丈夫に育ちます。近年は、うるまのビーグは「照間のビーグ」として注目されています。ビーグは畳だけではありません。ブランドビーグとして、新しい使い道を共に探していきたいですね。

ビーグを
つむぐ人

sonda studio 工芸作家
吉本梓(よしもとあずさ)

美大を卒業後、海外生活をはさみ沖縄に移住したのが5年前。かごを編むようになったのは、月桃がきっかけ。たくさんのかごを編んできました。ビーグでかごを編んだのは今回が初めてでしたが、しなやかさとか自由度の高さ、それにクッション性が強く、かごとの相性は抜群。使うことで美しい飴色になるビーグの経年変化もぜひ味わってもらえればと思います。

05 塩

厄除けの塩と伝統の紅型で
連勝の願いを込めたお守りを。

塩入り紅型勝ち守り

うるま市の歴史を語る上で必ず登場するヒーロー阿麻和利。勝連城の城主としてうるまを豊かにし、民の信望を集めました。「勝連」ということばがたくさんの人たちの「勝ち」につながるよう祈って、塩入りお守りを作りました。勉学・スポーツ・恋愛などあなたの勝ち守りになれますように。

塩を
守る人

高江洲製塩所 塩職人
高江洲優(たかえすまさる)

日本国内に数箇所しかない、流下式塩田という装置で塩を作っています。ここの塩作りは、うるまの太陽と風の力が欠かせません。ですので、雨天は天敵。台風が来たら2週間くらい塩作りができないこともあります。正直、この流下式塩田は、台風の多い沖縄ではハードルが高い。でも、この作り方でしかできない塩がある、というのも事実なんです。ひとつは、焼き菓子に。もうひとつはお守りに。塩を作り続けてきてこうしてうるまに貢献できる。喜びもひと塩(しお)です。

塩を
つむぐ人

ハンザキビンガタ 紅型作家
半崎朝子(はんざきあさこ)

紅型は特別なものではなく、大人も子供も日常で使ってもらいたい。今回は、紅型の袋に浜比嘉島の塩を入れたお守り。モチーフは、世界遺産の勝連城跡にゆかりのある、阿麻和利(あまわり)と百度踏揚(ももとふみあがり)、さらには、うるま市の闘牛と、3つの誇りを紅型で描きました。「勝」にまつわるこのお守りを手にした方が祈願成就することを願って作りました。

うるまのおいしさを宿した、
うるまを潤すクラフトビールです。

うるまさうし(うるまセゾン)

照間産ビーグ、石川産あまSUN(品種名天草)、宮城島産海塩(ぬちまーす)、伊計島産小麦。太陽と自然の恵みをたっぷり受けたうるま市産の原料をふんだんに使用したフルーティな白ビールです。

ビーグを
守る人

うるま市い草生産組合
兼城賢信(かねしろけんしん)

うるま市のビーグは180年の歴史があると言います。もともと、うるまの勝連城跡のふもとあたりに湿地帯があり、ビーグが自生していたようです。うるまのビーグは、なるべく農薬を使わず、自然の中で、他の生物たちと共存させる。そうすると、太くて丈夫に育ちます。近年は、うるまのビーグは「照間のビーグ」として注目されています。ビーグは畳だけではありません。ブランドビーグとして、新しい使い道を共に探していきたいですね。

塩を
守る人

株式会社ぬちまーす 取締役営業部長
高安亮(たかやすりょう)

ぬちまーすを食べると健康に良い。霧吹きのようなもので海水を撒き、そこに温風を当てると水分だけ蒸発する。そうすると海水のバランスのままのミネラルをすべて含んだ塩ができあがります。生命が誕生した海。その海のミネラル成分をすべて含んだぬちまーす。21種類の豊富なミネラルが味に深みを出します。毎日の料理だけでなく、他の特産品を掛け合わせていろいろな食べ物から海の栄養素を取り入れて欲しいですね。

ビーグを
つむぐ人

クリフビール 醸造家
宮城クリフ(みやぎくりふ)

クリフビールは、麦芽とホップがビールの主原料。それに、副原料を加え、バリーエーションを広げています。副原料は、沖縄産の小麦やイチゴ、マンゴー、パッションフルーツなど。今回使用する「ビーグ」は、香りがポイント。その香りを活かせるベルギー製法の「セゾン」というクラフトビールにしました。今回、ビーグの生産者の兼城さんのお話を聞いて、クラフトビールづくりを通して、うるま市のビーグが受け継がれていく事のお手伝いが少しでもできたらいいなと思っています。

つむぐうるまをまとめ買い。
うるまづくしのセットです。

つむぐうるまセット

うるまの魅力を未来へつむぐ商品たちを、ビーグバスケットに入れてお届けします。お土産にはもちろん、忘れられない旅の思い出にもなる、うるまの伝統と未来をお楽しみください。

【セット内容】 ※(参考)
うるまビーグバスケット、カフェトレイ 、うるまさうし(うるまセゾン)、うるま珊瑚の島の焼きチョコ、新鮮早摘みもずくたっぷり食べるスープ、粗塩胡椒など
※ビーグバスケットのセット内容は、その都度変わります。ご了承ください。

つむぐうるまPROJECT
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URUMA SUSTAINABLE
PROJECT INDEX

  • 令和5年度 商品プロモーション事業(特産品開発及びプロモーション支援事業)
  • 委託元:うるま市 経済産業部 商工振興課
  • 企画:㈱レジスタ
  • 制作:㈱エススリーブランディング