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マンガふるさとの偉人『安慶名良信物語』について
うるま市教育委員会は2024年3月に『安慶名良信物語-豚がつないだハワイと沖縄-』を刊行し、市内の小学校、中学校の図書室へ配架しました。
マンガの作者は喜名常稀先生です。マンガの編集は島袋尚子先生が務めました。
物語
沖縄県では戦前10万頭以上の豚が飼育されていましたが、戦禍でほとんどいなくなりました。昭和23年(1948年)沖縄出身のハワイ移民が、募金で購入した豚を貨物船に積み、米国西海岸から約1ヵ月の航海の末、勝連平敷屋(現うるま市勝連ホワイトビーチ)に届けました。届いた550頭の豚は県内市町村に公平に分配され、2年後には10万頭に増えて食糧事情は改善され、養豚業も復活し沖縄の豚食文化の礎となりました。
無料で読める偉人マンガ
公益法人B&G財団は、子ども達の郷土愛の醸成とキャリア教育のため、2021年度から「ふるさとの偉人を題材にした偉人マンガ」事業を展開し、3ヵ年にわたり全国100自治体を対象に、100冊の「偉人マンガ」制作を支援しています。うるま市の偉人マンガもそのひとつです。
完成したマンガは、市内の児童・生徒の郷土学習・キャリア教育に活用されています。また、マンガは子どもたちだけでなく、一般を対象とした歴史文化講座、生涯学習、観光や産業等の資料としても活用が広がっています。
☆戦後の沖縄に豚を贈ったハワイ移民 安慶名良信(あげな・りょうしん)☆(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)(こちらで読めます)
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