一般照明用の蛍光ランプ（蛍光灯）の製造・輸出入の廃止について

一般照明用の蛍光ランプの製造と輸出入の廃止

令和5年10月30日から11月3日に開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、水銀添加製品である一般照明用の蛍光ランプ（住宅、事務所、工場、店舗、作業場所、街路灯等で一般的に使用されている蛍光ランプ）を、その種類に応じて、2025年末から2027年末までに製造及び輸出入を段階的に廃止することが決定されました。既に使用している製品の継続使用や廃止日までに製造された製品の在庫の売買及びその使用が禁止されるものではありません。

環境への影響

LEDランプは蛍光灯よりエネルギー効率が非常に高く、消費電力を大幅に削減できます。消費電力を抑えることによってCO2削減にも繋がります。

また、蛍光灯には水銀などの有害物質が含まれており、廃棄する際に損傷し、内部の水銀が外部に漏れ出す恐れがありました。通常使用する際に人体に害はありませんが、廃棄する際にリスクを伴います。

（ポスター）一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます（PDF：142KB）

（環境省HP）一般照明用の蛍光ランプの規制について（外部サイトへリンク）

 

LED照明等への切り替え

一般照明用蛍光ランプの代替品としての交換用のLEDランプが流通・販売されるようになってきていますが、既設の照明器具との組み合わせが不適切の場合、発煙、発火及びランプの落下等の重大事故につながる恐れがあるため、ご自身で使用する照明器具について、交換作業を行う際は注意してくださるようお願いします。

（ポスター）まるごと照明器具交換を推奨します（PDF：1,708KB）