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特定保健指導
特定保健指導とは?
特定保健指導とは特定健診の結果から、メタボリックシンドロームのリスク数などを総合し、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できる人などを対象に、健康づくりのサポート(保健指導)を行うものです。リスクの度合いにより、「情報提供」・「動機付け支援」・「積極的支援」に分けらています。保健指導は通常だと1~2万円かかります。しかし、特定健診を受診し保健指導が必要と判断された方は無料で受けることができます。
→特定健診のページへ
情報提供〈健康な方も含めたすべての人〉 |
健康的な生活を送るための生活習慣の見直しや改善に役立つ情報を提供します。 |
動機付け支援〈生活習慣の改善が必要な人〉 |
生活習慣の改善点や実践していく行動等に気づき、自ら目標設定をして行動できるような支援が行われます。 内容:原則1回の保健指導と、6か月後の確認があります。 |
積極的支援〈生活習慣の改善が最も必要な人〉 |
健診判定の改善に向け、実践できそうな目標を選択し、継続的に実行できるような支援が行われます。 内容:3~6ヵ月間継続的に保健指導があり、初回面接から6ヵ月後に確認があります。 |
特定保健指導の対象者選定と階層化
特定健診の結果により対象者が選定されます。
【ステップ1】内臓脂肪蓄積のリスク判定
腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスク判定をします。
1.腹囲 男性85cm以上、女性90cm以上
もしくは
2.腹囲 男性85cm未満、女性90cm未満でBMI25kg/平方メートル以上
【ステップ2】追加リスクの数の判定
リスクの数と喫煙歴の有無により、動機づけ支援や積極的支援に振り分けられます。
項目 | 基準(判定値) |
---|---|
血圧 | 収縮期130mmHg以上 または拡張期85mmHg以上 |
脂質 | 中性脂肪150mg/dl以上 またはHDLコレステロール40mg/dl未満 |
血糖 | 空腹時血糖100mg/dl以上 またはHbA1cがNGSP値5.6%以上 |
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