指定管理のモニタリング・評価
最終更新日:2022年12月06日
指定管理のモニタリング・評価について
令和4年度から、さらなる安全・安心な施設管理及び施設サービスの向上を目指して、施設所管課のみで実施していた指定管理者による施設の管理運営及びサービスの提供(指定管理者の施設管理運営状況)についてのモニタリング(監視・チェック)・評価を、指定管理者制度に関わる関係各課と連携し実施します。
ただし、一部の施設については、これまで通り施設所管課のみで実施します。
・モニタリングについて
指定管理者の施設管理運営状況に関し、市と指定管理者との間で締結した協定書や仕様書に基づき適正かつ確実に履行されているかどうかについて、監視・チェックを行うことをいいます。
・評価について
指定管理者の施設管理運営状況について評価を行い、その結果を公表するとともに指定管理者にフィードバックすることにより、市民サービス及び業務効率性の一層の向上と公の施設にふさわしい適正な管理運営の確保を図ります。
・公表について
指定管理者の施設管理運営状況に関する透明性を確保するため、利用者数等や収入状況、市負担額の状況、目標指標の達成状況など、管理運営業務の実施状況「評価結果」を毎年度公表することとします。
ただし、指定管理者独自の発案等は非公開とします。
・うるま市指定管理者評価部会について
うるま市指定管理者評価部会は、指定管理者制度に関わる関係課長を構成員とする部会で、うるま市公共施設等マネジメント庁内検討委員会の下部組織です。
これまで施設所管課のみで実施していた指定管理者の施設管理運営状況についての評価に加え、指定管理者制度に関わる関係各課として評価部会による評価を実施します。
※うるま市指定管理者評価部会による評価対象は以下の項目にあてはまる施設や、年度分を評価対象とする。
【指定管理者制度を導入している施設(ただし、一部を除く)】
・指定期間の初年度分
・指定期間の最終年度から2年前の年度分
・指定期間の最終年度分
・上記3つ以外の年度で、うるま市指定管理者評価部会による評価の依頼が施設所管課よりあった年度分
指定管理の評価結果一覧
・統一的な評価の視点
評価は、指定管理者制度の主な目的が「施設の設置目的の達成(市民サービスの向上)」と「経費の低減」であるとともに、公の施設として適正な管理運営が求められることを考慮し、3つの視点で行います。
- 視点1:施設の設置目的が十分に達成できたか【有効性】
- 視点2:経費の低減又はサービスの拡充等の効果があったか【効率性】
- 視点3:公の施設に相応しい適正な管理運営が行われたか【適正性】
・5段階評価
評価は、毎年度終了後1年間の評価(単年度評価)を実施します。
ただし、指定期間の最終年度については、指定期間全ての評価(総括評価)を実施します。
それぞれの施設に合わせ評価項目ごとの配点を定め、評価レベルの乗率を乗じることで採点を行い、最終的に合計得点
(100点満点)により
5段階評価(SABCD)のランク付けを行います。
【評価レベル】 |
評価レベル |
乗率 |
|
|
5 |
100% |
良い |
計画を大幅に上回り、優れた管理運営がなされている |
4 |
80% |
⇧ |
計画を上回る管理運営がなされている |
3 |
60% |
普通 |
計画どおり適正に管理運営がなされている |
2 |
40% |
⇩ |
計画を下回る管理運営がなされている |
1 |
20% |
⇩ |
計画を大幅に下回る管理運営がなされている |
0 |
0% |
適切ではない |
部適切な管理運営がなされている |
【評価ランク】 |
S(合計得点が90点以上) |
総合評価の結果、特に優れていると認められる |
A(合計得点が80点以上90点未満) |
総合評価の結果、優れていると認められる |
B(合計得点が60点以上80点未満) |
総合評価の結果、適当であると認められる |
C(合計得点が40点以上60点未満) |
総合評価の結果、努力が必要であると認められる |
D(合計点数が40点未満) |
総合評価の結果、かなり努力が必要であると認められる |
※評価ランク「C」又は「D」を受けた指定管理者については、適正な管理運営に向け協議、改善指導・指示等を行うことになります。
年度別評価結果一覧