「マスクがつけられません」バッジの配布について
最終更新日:2021年08月27日
新型コロナウィルス感染症の感染防止のため、マスクを着用することが新しい生活様式の一つとされていますが、発達障がいのある方については、触覚・嗅覚等の感覚過敏(※)といった障がい特性により、マスク等の着用が困難な状態にある場合があります。
(※)感覚過敏とは、聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚等の感覚がとても敏感で、生活に大きな不便があることを言います。
発達障がいのある方に多いとされる特性で、その状態や程度は人それぞれです。
また、WHOの「COVID-19に関連した地域社会の子どものためのマスク使用に関するアドバイス」においては、「発達上の障がいや他の障がい、またはマスク着用に支障をきたす可能性のある特定の健康状態をもつ子どもに対しては、マスクの使用を強制するべきではない」「フェイスシールドなどのマスク着用に代わる選択肢を与えるべき」としています。
マスクの着用が当たり前となった今、マスクを着用していない人を見たら、まずは「何か事情があるのかもしれない」と想像してみてください。
「マスクをつけられませんバッジ」
意思表示バッジ・カードを配布しています
発達障がいのある方については、「マスクをつけられません」と周囲にお知らせする意思表示バッジやカード等を携帯し、理解してもらえるように工夫する方法があります。
沖縄県発達障害者支援センターが、意思表示のツールとして「マスクをつけられません」バッジを作成しており、
うるま市では障がい福祉課にて配布しております。
なお、バッジの配布はお一人様1個までとし、在庫がなくなり次第終了となります。ご理解宜しくお願いいたします。
配布場所:うるま市障がい福祉課窓口
対 象:次のいずれにも該当する方
①市内に住所を有する方
②発達障がいがあり、触覚・嗅覚等の感覚過敏といった障がい特性により、マスクの着用が困難な方
申込方法:福祉サービス受給者証などの提示
〈参考〉
沖縄県発達障がい者支援センター がじゅま~る 「マスクをつけられません」バッジについて
https://www.okinawa-gajyumaru.jp/news/6402.php
意思表示バッジ使用上の注意事項
本バッジを使用中にあっても、最大限、新型コロナウィルスの感染拡大防止にご配慮いただきますよう、お願い致します。
お願い1:「三密」(密集、密接、密閉)を避けましょう。集団感染は、「換気が悪く」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。
できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、換気をする、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。
お願い2:手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際、ティッシュ、ハンカチ、袖肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること)をお願いします。
お願い3:バッジ使用者以外の方へ譲渡、貸出し等の行為はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。
お願い4:本バッジの販売、営利目的等での使用はできません。
★自分のため、みんなのため、そして大切な人のため。私たち一人ひとりが、できることを協力していきましょう。