ここから本文です。
光化学オキシダントにご注意ください!
光化学オキシダントとは?
自動車の排気ガスや工場の煙に含まれる窒素酸化物やVOC(揮発性有機化合物)などが太陽の紫外線を受けて、オゾンを主体とした酸化性物質を作ります。これを「光化学オキシダント」といいます。濃度が高くなると、「光化学スモッグ」と呼ばれる白くモヤがかかったような大気の状態になります。
一般的に春からの秋にかけての晴れた日で、(1)日差しが強い(2)気温が高い(3)風が弱い気象状態のときに濃度が高くなる傾向にあります。
※沖縄県の場合は3月から6月にかけて最もオキシダント濃度が高くなります。
人の健康への影響について
光化学オキシダントの濃度が高くなると、人によっては次のような症状が出る場合があります。
- 目がチカチカする、目が痛い、涙が出る
- のどが痛い、せきが出る、息苦しい
- 吐き気がする、頭痛がする など
光化学オキシダント注意報について
大気汚染防止法に基づき、県民の健康への影響を防ぐため、光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上となり、気象条件からみて大気汚染の状態が継続すると認められるとき、沖縄県知事によって「光化学オキシダント注意報」が発令されます。
注意報が発令された際の対応
- できるだけ屋外での活動を控えましょう(眼疾患、呼吸器系疾患をお持ちの方やお体の弱い方は特に注意が必要です)。
- 保育所、幼稚園、学校においては、状況に応じて屋外運動を中止しましょう。
- 自動車の運転をできるだけ控えましょう。
- 工場などでは、煤煙の発生を少なくするよう努めましょう。
- 目、のどに痛みを感じた方は、洗眼やうがいをおこないましょう。
- 重症の場合はや症状が回復しない場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
健康被害状況の把握について
光化学オキシダントによると思われる体の不調があった場合は、保育園・幼稚園・公立小中学校は生徒・児童等の被害状況を取りまとめのうえ、うるま市環境政策課(電話番号:098-973-5594)まで報告いただきますよう、よろしくお願いいたします。
一般の方々、その他機関につきましては、沖縄県中部保健所 環境保全班(電話番号:098-938-9787)まで報告いただきますよう、よろしくお願いいたします。
報告様式:光化学オキシデント被害届出受理票(PDF:132KB)
関連サイト
光化学オキシダントに関する情報、観測データ等については、沖縄県ホームページより確認できます。
【沖縄県ホームページ】光化学オキシダントについて(外部サイトへリンク)
お問い合わせ先