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【再掲:GWなどの大型連休時に海外渡航をご予定の皆様へご協力のお願い】韓国における口蹄疫の発生について(令和7年3月19日現在)
2025年3月に韓国において1年10か月ぶりに口蹄疫の発生が確認されたことから、沖縄県中央家畜保健衛生所長より下記の通り通知があります。日本へ侵入するリスクが極めて高い状況が続いておりますので、家畜の所有者および関係者におかれましては、防疫対策に万全を期するようお願い致します。
1.発生予防の徹底
〇農場の出入口に看板を設置するなどにより、関係者以外の立入を制限しましょう。
〇農場の出入り時は、専用の靴・衣類を着用し、手指を消毒するとともに、持ち込む物品や出入りする車両の消毒を徹底しましょう。
〇(豚農家へ)畜舎の出入り時は、専用の靴・衣類を着用し、手指を消毒するとともに、飼養管理で使用する物品は定期的に消毒しましょう。
〇(牛農家へ)畜舎の出入口に専用の靴の着用や踏込消毒槽等を設置することにより、出入りする人の靴底の消毒を徹底しましょう。
〇従業員の方も含め、口蹄疫が発生している国への渡航は可能な限り控えるとともに、これらの国からの郵便物等は衛生管理区域に持ち込まないようにしましょう。
〇毎日、飼養家畜の健康観察を行い、疑わしい症状があれば直ぐに通報しましょう。
2.専用の衣類・靴等の着用や効果的な消毒の実施
〇衛生管理区域に立ち入る場合には、専用の靴や衣類を着用し、手指消毒を実施しましょう。
〇畜舎ごとに専用の靴・衣類を着用し、手指消毒を実施しましょう。
〇(豚農家へ)服や衣類が汚れたときには、洗浄・消毒しましょう。
〇踏込消毒槽の消毒液は、汚れで効果が薄れるので、まずは汚れを落としてから消毒しましょう。また、消毒液が汚れていたら、直ちに交換しましょう。
〇農場に出入りする車両を消毒するときは、タイヤのみを消毒するのではなく、泥除よけの内側部分まで消毒し、衛生管理区域内で降車する場合に農場専用のフロアマット等の使用や車内(ハンドルやドアノブ等)の消毒を実施しましょう。
≪要注意≫
★逆性石けんやアルコールは口蹄疫の消毒薬としては不適です!
★消毒効果が弱まるので、酸性とアルカリ性の消毒液を同時に使用しないこと!
3.疑わしい症状は直ちに通報を!
〇口蹄疫は牛や豚などで発熱や食欲不振に始まり、後に泡状のよだれを流したり、口、ひづめ、乳房に水疱(水ぶくれ)ができるのが特徴です。
〇毎日必ず健康観察し、これらの症状を見つけ次第、直ちに獣医師や最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
〇(牛農家へ)1頭のみに着目せず、泡状のよだれを多く流している個体が多い、上記の症状が急速に広がるなど、群としての異状の有無を確認することが重要です。
問い合わせ先
沖縄県中央家畜保健衛生所
〒901-1202沖縄県南城市大里字大里2085
TEL:098-945-2297
FAX:098-945-3467
Email:xx043010@pref.okinawa.lg.jp
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