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ちょっとした応急手当て術
「窒息」編
- のどを押さえて苦しそうにしていたら「何かつまったの」と声をかけて下さい。
- 口の中につまっている物があるなら、かまれない様に取り除きましょう。
- 咳ができるなら、咳をさせて吐き出させましょう。
- 背中の真ん中(肩甲骨の間)を強くたたいて吐き出させましょう。
- 後ろから回りおへその上を引き寄せる方法もありますが、妊婦や乳幼児には行わないで下さい。
- のどにつまった物がすぐに取れない時は、急いで119番通報しましょう。
- 顔が紫色になり、意識(動き)が無くなったら心肺蘇生法を開始しましょう。
「やけど」編
やけどには熱や化学物質が原因のものがあり、やけどの原因・深さ・広さで手当が変わります。
- 水道水等のきれいな流水をかけ続け、痛みが軽くなるまで10分以上冷やしましょう。
- 痛みの感じない白いやけどや水ぶくれのできたやけどは、水ぶくれをやぶかない様にして市販薬やアロエ等を使わず、病院へ行くか救急車を呼びましょう。
- 氷や氷水で冷やす時は低体温症や凍傷等に気を付け、冷やす時間を調節しましょう。(冬季の流水も含む)
- 熱によるやけどは衣類は脱がず、化学物質によるやけどは衣類を脱いだあと冷やしましょう。
- 火事など、火の近くで熱い空気や煙を吸ってしまった時は、救急車を呼びましょう。
「ハブ咬傷」編
9月・10月はハブ咬傷の多い月になります。草木の多い場所では特に注意が必要です。
もし咬まれたら!
- 決して走らず安静にあわてない(興奮したり走ると症状が悪化します)
- 安全を確認する(危険な場所や再度咬まれる可能性がある時は、ゆっくり移動する)
- 縛らない(狭い範囲や強く縛ると腫れが強くなり、場合により壊死します)
- ハブ以外でも動物に咬まれたら病院受診をお勧めします(破傷風・感染の予防の為)
「感染症」編
- 冬季は(インフルエンザ・ノロウィルス)等の感染症にかかりやすい季節です。帰宅時のうがい・手洗いを徹底しましょう。かかってしまったらマスク着用や咳エチケット等、周りの人に移さない様に心がけましょう。
- 感染時の嘔吐物や咳による唾液、下痢等の糞便も感染原因になります。汚染時は生活場所のを行い感染を防ぎましょう。
- インフルエンザはアルコールや次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)、ノロウィルスはアルコールではあまり消毒できないので、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒して下さい。消毒時はゴム手袋を着用する様にしましょう。 ※酵素系漂白剤は使用しないで下さい。
- 流行時は人の多い場所での感染に特に気を付け、外出場所でもマスク着用や手洗いを行いましょう。
- 体調管理が1番の感染予防です。休養・睡眠・栄養補給をしっかり行いましょう。
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