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うるま市消防本部 多数傷病者訓練!
令和6年10月3日、8日、10日の3日間、うるま市消防本部が多数傷病者訓練を実施しました。
多数傷病者事故とは
火災や交通事故、集団食中毒など、局所的かつ短時間に多数の傷病者が発生する災害
です。
そんな時は当然、通常の救急事案のように救急隊だけでの対応はできません!
うるま市の救急隊だけでなく、近隣市町村の救急隊や医療機関、警察の協力が不可欠となってきます。
しかし、数多くの部隊と連携をとる事は、なかなかに難しいところです。そのため定期的に、各機関と協力してこのような多数傷病者訓練を実施しています!
音楽フェス会場にて、火災の誤認によってパニックとなり、会場内で多数が将棋倒しとなった。
怪我人多数、重傷者ありとの訓練設定です
スピード重視で傷病者をトリアージしていきます。
指揮隊の指示の下、スムーズに傷病者を搬送していきます。
中頭病院ドクターカーとも連携。現場にて早期の医療介入を実現します。
多くの消防本部からもご見学に来ていただきました。
最後は中頭病院ドクターカーの方々と検証会を行いました。
多数傷病者事故は消防資源、医療資源、時間との戦いであると思います。
現場に出ている消防、医療機関、警察官などの職員は皆
限られた人員、限られた資器材、限られた時間で、できるだけ一人でも多くを救おうと
必死になっています。
万が一の災害。その時に備えて、これからも日々の訓練に精進していきます。
協力していただいた中頭病院をはじめ医療機関の皆様、見学に参加していただいた各消防本部の皆様
ありがとうございました。
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