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最終更新日:2022年01月26日
下水道事業の経営は、下水道使用料を主な財源として経営しています!
下水道事業の汚水処理の費用は、下水道使用料で、まかなえているの?
●下水道使用料「経費回収率」とは
使用料で回収すべき汚水処理費をどの程度、使用料で、まかなえているかを表した指標です。
経費回収率は、57.50%(令和2年度決算)
下水道事業の汚水処理費用にかかる下水道使用料の負担(経費回収率)の状況
(令和3年度から令和7年度までの5年間の平均)
※下水道接続率は令和2年度決算(82.22%)で算出
経費回収率は「100%未満」であるため、使用料で、まかなえていない状況にあります。
汚水処理にかかる費用が、使用料収入以外の収入により、まかなわれていることを意味しています。
●現行の使用料は、平成20年10月に改定して以来、現行の使用料を維持してきましたが、現行の使用料収入では、汚水処理費用をまかなうことができていないため、不足分の約4割(約4億円)を一般会計からの補てん収入で補い、事業経営を行っている状況ですので、これを改善し、独立採算による健全な経営を図るため、使用料の改定を行う必要があります。
●使用料改定による使用料不足改善(段階的な使用料改定)のイメージ
一度の改定で使用料不足の全額を改善する場合、大幅改定率となるため、中長期的な視点で、使用料改定に取り組んでいく必要があります。
今後、3年から5年に1回の頻度で使用料算定(収支見通し)を踏まえ、下水道使用料改定の必要性を検討する必要があります。
●水道事業と下水道事業の使用料水準の状況比較(令和2年度決算)
「費用(原価)に対する使用料水準の比較」
水道事業は、給水原価(187.74円)に対して、供給単価(料金単価)は195円で、給水にかかる費用を料金収入で、まかなえています。(料金回収率103.87%、家庭用20㎥の月額使用料3,239円)
下水道事業は、汚水処理原価(150円)に対して、使用料単価は86.25円で、汚水処理にかかる費用を使用料収入で、まかなうことができていないため、不足分は、一般会計繰入金で補っている状況にあります。(経費回収率57.50%、家庭用20㎥の月額使用料1,600円)
●下水道使用料(家庭用20㎥)推移
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このページは水道部 水道政策課が担当しています。
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