*初回接種開始時期によって、接種回数が変わります。
ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンを接種することによって、ヒブや肺炎球菌による重い感染症(細菌性髄膜炎、敗血症、菌血症、肺炎など)を予防することが期待されます。
※細菌性髄膜炎とは、脳を包む髄膜の奥にまで細菌が入り込んで炎症を引き起こす病気です。病気の始まりは発熱や吐き気など、風邪などと区別がつきにくく、血液検査でもあまり変化が出ません。症状が急速に悪化し、けいれんや意識障害が出て初めて診断がつくことが多く、早期の診断が大変難しい病気です。しかも薬の効果がない菌(耐性菌)が増えている為に、死亡や脳障害・難聴・精神発達遅滞等の後遺症が残ってしまうことも多くあります。細菌性髄膜炎の約8~9割は、ヒブと肺炎球菌が原因で起こります。どちらの菌に対しても有効なワクチンがありますが、どちらの菌でかかるかはわかりませんので、細菌性髄膜炎の予防には、「ヒブワクチン」と「小児用肺炎球菌ワクチン」の両方のワクチン接種がより効果的です。
注射部位の症状(赤み、しこり、はれ、痛みなど)、発熱(37.5℃以上)などで、これらは通常数日以内に自然に治るので心配はいりません。重い副反応として、非常にまれですが、ショック、アナフィラキシー様症状、けいれん(熱性けいれん含む)、血小板減少性紫斑病等が海外で報告されています。
ヒブワクチンは、製造の初期段階に、ウシの成分(フランス産ウシの肝臓および肺由来成分、ヨーロッパ産ウシの乳由来成分、米国産ウシの血液および心臓由来成分)が使用されていますが、その後の精製工程を経て製品化されています。ヒブワクチンの接種によるTSE(伝達性海綿状脳症)発症の理論上のリスクは否定できないものの、ワクチン接種が原因で発症したという報告は1例もなく、接種を受けた人がTSEを発症する危険性はほとんどないと考えられています。
〇平成25年4月より定期予防接種となりました。
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